佛足跡（ぶっそくせき） 広島市西区東観音10-2 永徳寺 観音院（かんのんいん）

観音院のご本堂にあります佛足跡（ぶっそくせき）のご紹介

佛足跡（ぶっそくせき）
お釈迦さまが、ご入滅（にゅうめつ）されて直ぐは、み佛さまの御姿を佛像として刻んだり、佛画に描いたりすることは恐れ多いことと思われていました。
み佛さまをお慕いした人々は、その御足（みあし）の跡を石に刻んで礼拝（らいはい）しました。これが佛足跡です。
み佛さまの御足の裏には、いくつかの招福（しょうふく）の模様があります。

そのひとつには「双魚紋」（そうぎょもん）があり、これは不滅の吉相（きっそう）を表すといわれます。御足の中央には「千福輪宝」（せんふくりんほう）があり、この御しるしは蓮華（れんげ）とともに佛法（ぶっぽう）の象徴とされます。

佛足跡の礼拝の仕方
始めに合掌（がっしょう）されてから、ご本尊さまを拝し、お願い事を念じ、両手で佛足跡を撫でて、額をつけて拝みます。
佛足跡を礼拝されますと、過去の罪障（ざいしょう）、汚（けが）れの一切が浄められます。
み佛さまのご加護のもと、幸運へとお導き頂き、暖かき心で安心につつまれて、毎日の生活を送ることが出来ます。
正式には五体投地（ごたいとうち）で礼拝します。
五体とは全身のことで、み佛さまや高僧、師匠に対しての最も丁重な礼拝の作法です。
額と両肘、両膝を地に着けて礼拝します。佛足跡の礼拝では、この時両手を、み佛さまの御足を押し頂くように少し持ち上げます。

釈迦如来真言（三回おとなえします）
のうまく　さまんだ　ぼだなん　ばく

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