2012年3月14日水曜日

万事が工夫と学習、準備し理解してれば吉 私の回想を参考にして考えられると良いです

万事が工夫と学習、準備し理解してれば吉
私の回想を参考にして考えられると良いです

 観音院 長老 融通無碍 

 小学校に入る前は遠方歩きが一番好きで、天気が良くなると、広島駅から大人に付いて改札口を通り、汽車が動き出すと、それは楽しい風景の思い出です。

 尾道から岩国、柳井、可部、柳ケ瀬、と無賃乗車というような後ろめいた気持ちは一切有りません。乗車賃はいつも所持して肌身離さず持っていました。

 小学校入学前です。川には寺の伝馬船が雁木に繋いでありました。誰に教わったか私は櫓が漕げます、大人に連れて行ってもらい自然に櫓が扱えるようになりましたでしょうか。

 櫓は寺の外納戸の下に置いてありました。子供心には櫓は大変重く、二枚の板に戸車を付けて上に乗せて寺から雁木まで櫓を引きずって往復です。

 船の真ん中の横木の穴に滑車の付いた柱を立てて四角な帆の上の横木を柱の上まで上げると、風次第では櫓を漕がずとも快適に進みます、風が強い時は帆を落として錨を打ち、風の収まるのを待つ習慣を身に着けました。

 四年生の頃は引き潮に乗って海まで行く。帰りは満ち潮に乗りて帰る。釣りは、達者でした。カレイ、キス、時には磯蟹も、川海苔、ワカメ、普通の海苔など持ち帰りました。

 迷子になるのは無頓着。東観音百六十一番地も、電話番号もすらすら言えました。
 一銭を百枚、布袋で二つを肌身離さずもっていました。

 物価は駄菓子屋が一銭二銭、うどんが二十銭ぐらいの単位の時の話です。



月刊「観自在」とは
毎月一日発行のこの冊子は、皆さまからご依頼された観音院での毎日の供養と祈願を証明するものです。
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毎月1日発行 月刊「観自在(かんじざい)」
 発行所 観自在社
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